【ソウル聯合ニュース】韓国の野党「祖国革新党」が尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の弾劾訴追・退陣を推進するとして設置した「弾劾推進委員会」が1日、本格的な活動を開始した。
国会で12議席を持つ第3党が大統領の弾劾を目指し、正式な活動に乗り出すのは異例。祖国革新党の曺国(チョ・グク)代表は弾劾推進委員会の会議で、「無能な政権の末路を見せるよう、国民と共にその道を歩む」と強調した。
弾劾推進委員会は尹大統領の弾劾理由を集めるため、情報提供を受け付ける窓口を開設した。前日からの1日間で約30件の情報提供があったという。
祖国革新党は法的な弾劾につながる尹政権の「不正」と政治的な退陣要求の根拠となる「無能」に分けて弾劾の検討を進める。