パリ五輪4日目 韓国が射撃・アーチェリーで金=早くも金5個の目標達成

【パリ聯合ニュース】パリ五輪第4日は29日(現地時間)、韓国が射撃の女子10メートルエアライフルとアーチェリー男子団体で金メダルを獲得するなどし、メダル数を金5、銀3、銅1に伸ばした。3日連続となる金メダル獲得で、当初の目標だった金メダル5個を早くも達成して勢いに乗っている。

 射撃の女子10メートルエアライフルでは16歳のパン・ヒョジンが優勝し、韓国史上最年少の夏季五輪金メダリストとなった。28日の女子10メートルエアピストルでもオ・イェジンが金メダルを獲得しており、韓国選手団の士気を高めている。

 アーチェリー男子団体では決勝で韓国がフランスを5―1で下し3連覇を達成した。28日のアーチェリー女子団体でも韓国が金メダルを獲得し、10連覇を遂げている。

 また、柔道女子57キロ級が行われ、在日韓国人の許海実(ホ・ミミ)が銀メダルを獲得した。韓国柔道が今大会獲得した初のメダルとなる。 

 大韓体育会(韓国オリンピック委員会)は当初、目標をアーチェリーで3個、フェンシングで2個の計5個の金メダル獲得としていたが、アーチェリー2、射撃2、フェンシング1の計5個を獲得して早々に目標に到達したため、目標を上方修正した。

 8月11日の閉幕までにどの競技で金メダルを追加できるか注目が高まっている。フェンシングで1~2個、柔道とテコンドーでそれぞれ1個に期待がかかる。バドミントンでも2個以上の金メダルを獲得できれば、1976年モントリオール大会後に参加した夏季五輪で最小となった韓国選手団(21競技・143人)が劇的な奮闘をみせ、金メダル13個を獲得した12年ロンドン大会以来最高の成績を残すか期待される。

 

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