【TV朝鮮】(アンカー)今回のパリ五輪で韓国が唯一出場を果たした球技がハンドボール女子です。五輪で16年ぶりにドイツを破りました。ゴールキーパーをベンチに下げ、7人全員をコートプレーヤーとして投入する作戦で勝負を覆しました。ク・ミンソン記者がお伝えします。
【Photo】「パジャマ」「囚人服」 中国ネット民に冷やかされる韓国の公式ユニフォーム
(記者リポート)
韓国代表チームは世界ランキング6位のドイツを相手に対等に闘いました。
カン・ギョンミンのアシストを受けたカン・ウネの強力なバウンドゴール。ゴールキーパーのパク・セヨンはドイツの決定的なシュートを何度も止めました。
しかし後半、ドイツの勢いに押されて4点差までスコアが広がりました。
その時、韓国代表チームのシグネル監督は勝負に出ました。ゴールキーパーをベンチに下げてコートプレーヤーを投入し、一時的に攻撃手を7人に増やす「エンプティ・ゴール」作戦です。
どんでん返しを狙った韓国代表チーム。最後はキム・ダヨンのゴールで大逆転に成功しました。
(イ・サンウン /ハンドボール解説者)
「実に適切な作戦でした。韓国はとにかく素早く確実に得点を上げられるようなプレーが必要な状況でした。4ゴール負けている時でしたから…」
韓国代表チームは23-22、わずか1点差で勝利を上げました。
「私たちの生涯最高の瞬間」を狙う韓国代表チームの次の相手はスロベニアです。(『私たちの生涯最高の瞬間』という言葉は銀メダルを取ったアテネ五輪ハンドボール女子韓国を描いた映画のタイトルと同じ)
デンマークに敗れたスロベニアは、韓国が属するA組で戦いがいのあるチームとして挙げられています。
ベスト8には各組6チームのうち4チームが進みます。予選5試合のうち2勝すれば可能性が上がります。TV朝鮮、ク・ミンソンがお伝えしました。
(2024年7月26日放送 TV朝鮮『ニュース9』より)