コロナ入院患者が3週間で3.6倍に その他の感染症も流行=韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国疾病管理庁が26日に公表した資料によると、新型コロナウイルス感染症による全国の入院患者は6月第4週は63人だったが、7月第3週は225人に増加し、3週間で3.6倍増えた。

 1週間の入院患者数は、1月から2月にかけて700~800人台まで増えたがその後減少し、5月以降は低い水準だった。

 保健当局は昨年8月、新型コロナの分類を同月31日付で上から2番目の第2級からインフルエンザなどと同レベルの第4級に引き下げた。これにより感染者数の全数把握を終了し、220の医療機関での定点把握に移行した。

 定点把握で確認された新型コロナの感染による入院患者数は今年に入ってからこれまで1万1069人。このうち64.9%は65歳以上の高齢者で、50~64歳が18.5%、19~49歳が10.2%だった。

 国内で新型コロナの感染者が増えているのは、オミクロン株「JN・1」から派生し、広がりやすいとされる変異株「KP・3」の影響とみられる。

 また百日ぜきやマイコプラズマ肺炎などの感染症も同時に流行中で、注意が求められる。

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