サッカー日本代表選手の三戸舜介(21)と藤尾翔太(23)が五輪初試合をそれぞれマルチゴールで飾った。日本は25日(韓国時間)、フランス・ボルドーのヌーヴォ・スタッド・ド・ボルドーで行われた2024パリ五輪サッカー男子1次リーグD組第1戦で、パラグアイに5-0と大勝した。
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前半19分に左サイドから上げた低いクロスを受けた三戸がゴールを決め、機先を制した。前半23分にパラグアイのMFワイルダー・ビエラが退場となり、日本は数的優位な状況に立った。
前半を1-0で終えた日本は後半だけで4ゴールを決めた。後半18分に三戸がヘディングで2点目のゴールを決めて2-0とリードし、後半24分には山本理仁(22)が1ゴールを追加した。後半36分と42分に藤尾が連続ゴールを決め、日本は勝負を決定づけた。
日本が初勝利を収めたパラグアイは南米予選を1位通過してパリ五輪に出場を果たしたダークホースだ。しかし、日本はボール支配率58%(パラグアイ42%)、全シュート数18本(同9本)、有効シュート数8本(同2本)で、試合的な面でもパラグアイを上回った。前半の早い時間にパラグアイが受けたレッドカードが勝負を決めたと分析されている。
日本は五輪出場16カ国のうち、ワイルドカードを使わず、23歳以下の選手だけで構成されている唯一のチームだ。日本は今年4月の五輪アジア予選で韓国に0-1で敗れたが、最終戦で優勝して五輪出場を決めた。韓国は準々決勝でインドネシアにPK戦で敗れ、1984年のロサンゼルス五輪以来40年ぶりに五輪出場を逃した。
イ・セヨン記者