【パリ聯合ニュース】パリ五輪は25日、アーチェリーで個人と団体の組み合わせなどを決めるランキングラウンドが行われ、韓国女子のエース、イム・シヒョン(21)が世界新記録を更新し、順調なスタートを切った。
イム・シヒョンは694点を記録し、64人のトップに立った。
これまで女子個人の世界記録は韓国の姜彩栄(カン・チェヨン)が2019年にオランダで開かれた世界選手権大会予選でマークした692点だったが、これを更新した。
また2021年に開かれた東京五輪で韓国の安山(アン・サン)が打ち立てた五輪記録(680点)も上回った。
1位でランキングラウンドを終えたイム・シヒョンは、最下位だったプエルトリコの選手と個人初戦で当たることになった。
イム・シヒョンは2023年に開かれた杭州アジア大会で個人、団体、混合の3冠を達成した。アジア大会のアーチェリーで3冠が達成されたのは37年ぶりで、当時国内でもあまり知られていなかったイム・シヒョンはアジア最高の選手として一気に注目された。