【ソウル聯合ニュース】韓国軍合同参謀本部は25日、北朝鮮が前日にごみなどをぶらさげて飛ばした風船約500個のうち約480個が韓国側に落下したと発表した。現在、空中で識別される北朝鮮の風船はないという。
同本部は風船の中身について、「大部分は紙だが、ビニール類のごみも含まれている」とし、「これまでの分析の結果、安全を脅かす物質はなかった」と説明した。
北朝鮮は今年5月28日から風船を散布している。前日の散布は10回目で、ソウル・竜山の大統領室庁舎の敷地内でも初めて落下した風船が発見された。