パリ五輪で連覇狙うサッカー女子カナダ代表、ドローン偵察バレて赤っ恥

 2020年東京五輪(21年開催)で金メダルを獲得した「ディフェンディングチャンピオン」のカナダ女子サッカー代表が、パリ五輪のグループリーグ初戦で対戦するニュージーランドの戦力分析のためにドローンを飛ばし、摘発された。

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 AP通信は24日「パリ五輪女子サッカーに出場するニュージーランドが、自分たちの練習時間にカナダ代表チームのサポートスタッフがドローンを飛ばしたとして国際オリンピック委員会(IOC)に公式に抗議した」と報じた。

 ニュージーランド・オリンピック委員会(NZOC)によると、22日(現地時間)に同国のサッカー代表がフランスのサンテティエンヌ競技場で練習していたところ、上空をドローンが飛行していたという。これを見たニュージーランドのスタッフが警察に通報し、駆け付けた警察はドローンで情報を収集していたカナダ・サッカー代表のスタッフを拘束した。

 カナダ・オリンピック委員会(COC)は即座に声明を発表し「事件に衝撃を受け、失望した」として「我々はニュージーランド・サッカー、影響を受けた全ての選手、そしてNZOCに心からおわびする」と謝罪の意を表した。

 カナダとニュージーランドは、パリ五輪女子サッカーのグループリーグA組に属し、26日に行われる第1戦で対戦する。A組にはほかに開催国フランス、コロンビアが入っている。

ク・ミンソン記者

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