サッカー韓国代表の監督選定問題 協会理事を業務妨害容疑で立件=警察当局

【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル・鍾路警察署は24日、サッカー男子韓国代表の新監督選定を巡り、17日に大韓サッカー協会の李林生(イ・イムセン)技術総括理事に対する告発状を受理し、李氏を業務妨害容疑で立件して捜査を進めていると発表した。

 告発状には、新監督として洪明甫(ホン・ミョンボ)氏を選任するにあたり、手続きの過程に問題があったにもかかわらず李氏が自らの立場を利用して監督選任案を決定したという内容が含まれているという。

 大韓サッカー協会は2026年のワールドカップ(W杯)北中米大会に向け、14年のW杯ブラジル大会で代表を率いた洪氏を監督に選任した。

 これに対し、選任に携わった元韓国代表の朴柱昊(パク・ジュホ)氏が動画投稿サイト「ユーチューブ」で監督選びの手続きに問題があったと主張するなど、洪氏が特別扱いを受けたとして批判が殺到した。

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