釜山港に入港した米空母をドローン撮影、中国人留学生3人を摘発

 6月に釜山に入港した米空母をドローンで違法に撮影した中国人が、韓国警察に摘発された。

【Photo】釜山作戦基地に入港中の米原子力空母「セオドア・ルーズベルト」(6月22日)

 釜山警察庁は24日、軍事基地および軍事施設保護法違反の容疑で30代から40代の中国人留学生3人を取り調べていることを明らかにした。

 韓国警察によると、容疑者らは6月25日に釜山市南区竜湖洞の海軍作戦司令部釜山作戦基地付近の野山でドローンを飛ばし、停泊中の米空母「セオドア・ルーズベルト」(10万トン級)をおよそ5分間撮影した疑いが持たれている。空母セオドア・ルーズベルトは韓国・米国・日本の初の多領域軍事訓練「フリーダム・エッジ」に参加するため、6月22日午前に釜山作戦基地へ入港した。

 容疑者らは空母を撮影中、パトロールしていた軍人に捕まった。留学生身分の容疑者らは「好奇心で大型空母を撮影した」と供述していると伝えられている。

 警察は、容疑者らが違法に撮影した動画を配信するなど、対共容疑点はないものと把握したが、さらに具体的な撮影理由を調べている。

イ・ガヨン記者

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