【ソウル聯合ニュース】米マイクロソフト社のクラウドサービスに不具合が生じて世界各地で大規模なシステム障害が発生した問題で、一時システムがまひしていた韓国の格安航空会社(LCC)3社のITサービスが完全復旧し、国際線も正常運航している。
日本時間の19日に起きた障害に伴うチェジュ航空、イースター航空、エアプレミアの3社の発券、予約システムの障害は20日午前までに復旧し、現在まで正常に動いている。
この3社以外の韓国航空会社や仁川国際空港などの国内空港は独自にクラウドを構築しているため運航に影響は出なかった。
一方、20日までに国内空港では遅延や欠航が相次いだ。仁川の63便をはじめ計221便が遅延したと暫定集計された。欠航は19日が4便、20日が6便の計10便だった。