このほど「ぼったくり」だとして批判を浴びた済州島・竜頭岩海岸沿いの海産物露店商たちが、無許可で営業していたことが分かった。済州特別自治道や済州市などが19日に明らかにした。
済州特別自治道などによると、行政当局は12日、済州島・竜頭岩海岸で海産物を販売していた露天商6人を無許可営業および原産地未表示違反の容疑などで摘発したとのことだ。6人は営業許可がないのにもかかわらず海岸にテントを出し、近くの飲食店で生アワビなどを仕入れて販売していたことが分かった。
【Photo】これで5万ウォン?…ユーチューバーが公開した海鮮盛り合わせ
現場で摘発された露天商たちの他にも、十数人が許可なく営業し、収益を上げていることが分かった。
済州市では現場での摘発者に対して原産地表示違反による過怠金を賦課し、公有水面の無断占用・使用および無許可営業行為などについては追加調査を経て海洋警察など関係機関に告発する方針だ。
この場所は先月30日、あるユーチューバーがアップロードした「済州道民もお手上げの5万ウォン海産物ぼったくり料金」というタイトルの動画がきっかけで「ぼったくり」との批判が相次いでいた。
このユーチューバーは動画で、小さなプラスチック容器の底がかろうじて隠れるくらい少ない量の海産物の価格が5万ウォン(約5700円)だとして、「二度と来たくない」と不満をもらしていた。この動画が公開されて以降、「ぼったくられた」という指摘がインターネット上で相次いでいた。
チョン・ジェフォン記者