サッカー韓国代表の監督選定巡り批判殺到 政府が協会を監査へ

【ソウル聯合ニュース】韓国文化体育観光部は19日、批判が殺到しているサッカー男子韓国代表の新監督選定を巡って大韓サッカー協会に対し監査を実施する方針を固めた。

 大韓サッカー協会は今年2月にクリンスマン監督を解任し、後任選びを進めてきた。今月7日に2014年のワールドカップ(W杯)ブラジル大会で監督として代表を率いた洪明甫(ホン・ミョンボ)氏を次期監督に内定したと発表したが、外国人監督を検討していたにもかかわらず明確な理由を示さずに韓国人指揮官を選んだことや消極的な態度を取っていた洪氏が豹変したことにファンが強く反発。監督の選任に携わった元韓国代表で解説者の朴柱昊(パク・ジュホ)氏が8日、動画投稿サイト「ユーチューブ」で監督選びの手続きに問題があったと指摘する動画を公開すると、批判世論はさらに高まった。 

 これに続き、朴智星(パク・チソン)氏や李栄杓(イ・ヨンピョ)氏ら元韓国代表のスター選手のほか、具滋哲(ク・ジャチョル)氏など現役選手もインタビューやSNS(交流サイト)で協会を非難した。

 大韓サッカー協会の関係者は、文化体育観光部からまだ連絡を受けていないとした上で「調査の要請があれば誠実に臨む」と述べた。 

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