韓国 きょうのニュース(7月19日)

◇トランプ氏 金正恩氏と再会なら「仲良くやる」

 トランプ米前大統領は18日(現地時間)、共和党全国大会で行った大統領候補の指名受諾演説で、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)について「仲良くやった」と述べ、同氏との親密さを誇示した。演説でトランプ氏は、「多くの核兵器を持っている者と仲良くできるのは良いこと」として、「私は北朝鮮のミサイル発射を中断させた」と主張した。また北朝鮮は再び挑発を続けているが、金正恩氏と再会すれば「仲良くやる」と表明。「私のことを懐かしがっていると思う」と強調した。

◇韓国軍 北朝鮮向け宣伝放送を「継続実施」

 軍合同参謀本部は19日、南北軍事境界線付近で拡声器を使った北朝鮮向け宣伝放送を同日午後4時から実施していると発表した。放送は「継続実施」するという。韓国軍は北朝鮮の「ごみ風船」散布を受け、18日午後6時ごろから19日未明まで約10時間、宣伝放送を行った。

◇尹大統領の支持率29%に上昇 与党35%・最大野党27%

 世論調査会社の韓国ギャラップは19日、全国の18歳以上の1000人を対象に16~18日に実施した調査の結果、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の支持率は29%だったと発表した。前回調査(9~11日)より4ポイント上昇した。政党支持率は保守系与党の「国民の力」が前回調査と同じ35%、革新系最大野党「共に民主党」が3ポイント下落の27%となった。

◇在韓米軍 ソウル南方に「F16戦闘機」計31機配備

 在韓米軍第7空軍は19日、西部の群山基地にあるF16戦闘機9機をソウル南方の烏山基地に1年間臨時配備すると明らかにした。烏山基地に配備されるF16は31機に増える。第7空軍は「韓米同盟やインド太平洋地域を支援するため、戦闘能力を最適化し、準備態勢を強化するためのテストの一環」として、「出撃、整備、軍需に与える影響を分析する」と説明した。

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