【ソウル聯合ニュース】世論調査会社の韓国ギャラップは19日、全国の18歳以上の1000人を対象に16~18日に実施した調査の結果、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の支持率は29%だったと発表した。
前回調査(9~11日)より4ポイント上昇した。4月の総選挙後は20%台前半から半ばにとどまっていたが、30%近くに上がった。
不支持率は8ポイント下がり60%となった。
尹大統領を支持する理由は「外交」(31%)、「決断力・推進力・粘り強さ」(7%)、「国防・安全保障」「全般的によくやっている」(いずれも5%)、「医学部定員の拡大」「経済・国民生活」(いずれも4%)の順に多かった。
支持しない理由は「経済・国民生活・物価」(15%)が最も多く、「外交」(10%)、「コミュニケーション不足」(8%)、「独断的・一方的」(6%)、「全般的にうまくできていない」「海兵隊捜査への圧力」「金建希(キム・ゴンヒ)夫人を巡る問題」「医学部定員の拡大」(いずれも4%)が続いた。
政党支持率は保守系与党の「国民の力」が前回調査と同じ35%、革新系最大野党「共に民主党」が3ポイント下落の27%となった。「祖国革新党」は8%、「改革新党」は4%、「進歩党」は1%で、支持政党がない無党派層は23%だった。