16日、酒に酔ってマンション13階の手すりから落ちそうになっていた30代の女性が、軍の特殊戦司令部出身の20代消防士に救助された。
消防士のシン・ガンミンさん(28)ら消防署の救助隊が現場に駆け付けると、女性はマンションの手すりの外側にいて、両手で手すりをつかんでいる状態だった。
救助隊はまず、女性の落下に備えて地面に安全対策用エアマットを敷いた。シンさんと他の隊員たちはその間に14階まで上がった。
シンさんは14階の手すりにロープを結ぶと自分の体も縛り、そのまま1階下の13階に降りた。そして女性が落ちないよう全身で女性を抱き抱えた。
その後、シンさんは女性を手すりの内側に移動させ、安全に救助した。女性は酒に酔っていたが、健康状態は良好だという。【動画は全北自治道消防本部】