【ワシントン聯合ニュース】米連邦検察は16日(米東部時間)、韓国政府のエージェントとして活動したとして米中央情報局(CIA)元分析官のスミ・テリー氏を起訴した。テリー氏は韓国系米国人で、北朝鮮専門家として知られる。
米紙ニューヨーク・タイムズによると、ニューヨーク連邦検察はテリー氏が高価な食事の接待を受けたり、高級バッグなどを受け取ったりした見返りに、韓国政府のために活動したとみている。
しかし、テリー氏の弁護側はこれらの容疑を強く否定しているという。
訴状によると、2008年にCIAを退職したテリー氏はそれから5年後の13年6月から約10年間、韓国政府のエージェントとして活動した。同期間に韓国政府の政策を擁護するため、米国と韓国のメディアに出演したり、寄稿したりした。これには14年のニューヨーク・タイムズも含まれていると、同紙は伝えた。