韓国 きょうのニュース(7月16日)

◇職場復帰した研修医わずか 1万人が辞職扱いか

 大学医学部の定員を増やす政府の方針に反発し、研修医が辞表を提出して一斉に職場を離脱した問題で、勤務先に復帰するか辞職するかを回答する期限日(15日)を過ぎたにもかかわらず、意思表示を行った研修医はごく少数にとどまっている。このままでは、約1万人が辞職扱いになるとの見通しが出ている。当初、無回答の場合は自動的に辞職の手続きが取られるとされていたが、多くの病院は回答を待ちながら手続きを見合わせるとの立場を示している。

◇エリート外交官の脱北相次ぐ 金正恩体制に嫌気か

 北朝鮮のトップエリートである外交官が脱北して韓国に入国する事例が相次いでいる。在キューバ北朝鮮大使館に勤務していたリ・イルギュ政務参事官が昨年11月に妻と子どもを伴って韓国入りしたことが、16日明らかになった。北朝鮮の対外関係の前哨基地であり、外貨稼ぎの窓口でもある在外公館の外交官が脱北するケースはここ数年、後を絶たない。外交官の脱北が続いているのは、金正恩(キム・ジョンウン)体制に嫌気が差したエリート層がそれだけ増えている兆候だという見方が出ている。海外で勤務する外交官は、北朝鮮内のエリートに比べて脱北しやすいという面もある。 

◇首都圏はあすから雨 1時間70ミリのところも 

 気象庁は16日、前日、全羅南道で1時間あたり最大100ミリ以上の雨を降らせた停滞前線が活動を弱めたものの、西から接近する低気圧の影響で16日夜まで西部地方などで雨が降ると予想した。首都圏などでは17日未明ごろから雨が降り、京畿道北部では1時間あたり70ミリの大雨が予想されるという。

◇大学卒業から就職まで11カ月 過去最長に

 統計庁が16日に公表した調査結果によると、大学を卒業した若者が初めて就職するまでの期間が過去最長の平均11.5カ月に伸びた。また未就業者の5人に1人は、3年以上就職していないことが分かった。働いていない人のうち、就職のための準備をしている若者の割合は3年連続で下落した一方で、一般企業を希望する割合が公務員希望の割合を初めて上回った。

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
関連ニュース
あわせて読みたい