【NEWSIS】韓国与党「国民の力」の党代表選に関連し、羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)候補の陣営が14日、韓東勲(ハン・ドンフン)候補の陣営を世論調査公表禁止違反の疑いで党の選挙管理委員会に告発した。
羅候補側は同日、NEWSISの取材に対し「韓候補陣営を党代表選出規定違反の疑いで選管委に告発した」として「選管委側で実効性のある措置を取るべきだと考える」と主張した。
韓候補陣営は13-14日、党員2000人を対象に、党代表選に関する意識調査を自主的に実施した。この調査で韓候補は過半数の支持を集めたという。
国民の力の「党代表および最高委員選出規定」の第39条第9項は「世論調査の結果を公表したり、開示・配布したりする行為、または世論調査を装った選挙運動行為」について、「禁止される選挙運動」だと定めている。
羅候補側は「実際の党員の意向が反映されていない、信頼性が全くない偽の世論調査を不法に公表し、公正性を害している」として「全党大会選挙規定違反として公式に異議を提起した。選管委がペナルティーを検討している」と明らかにした。
元喜竜(ウォン・ヒリョン)候補陣営も、イ・ジュンウ・スポークスマン名義の論評で「最低限の条件も満たしていない資料によって党員の意思をかく乱しようという世論工作の試みにすぎない。調査結果の公表は不可だという選挙管理規定にも違反していることを考えると、かなり不安を感じている証だ」と主張した。
イ・ジェウ記者