安東・河回村で私有地に入った73歳フランス人女性観光客、珍島犬にかまれて搬送

ふくらはぎかまれ治療
韓国外交通商部にも通報

 韓国の伝統的な家屋が並ぶ慶尚北道安東市河回村で、70代のフランス人女性が犬にかまれて病院に搬送され、治療を受けた。

【Photo】フランス人観光客にかみついた珍島犬

 14日昼12時21分ごろ、河回村で、フランス人観光客Aさん(73)が私有地に入ったところ、犬にかまれるという事故が発生した。

 警察などによると、観光客をかんだのはBさん(54)が飼っている中型の珍島犬で、事故当時は首輪をし、つながれていたという。

 ふくらはぎをかまれたAさんは午後1時33分ごろ、救急隊によって近くの病院に搬送されて治療を受けた。Aさんのふくらはぎには約4センチメートルの傷があり、病院側は傷の治療と共に感染症予防措置も取ったという。

 この事故は韓国外交通商部(省に相当)にも通報された。Aさんは韓国の有名観光地を旅行し、8月中に帰国する予定だとのことだ。

 警察はこの事故を受理したが、事件化はしなかった。警察関係者は「飼い主がAさんの治療費をすべて支払い、その後の後遺症などあらゆる責任も取ると約束した。Aさんも事件化を望んでいなかった」と説明している。

安東=クォン・グァンスン記者

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