韓国 きょうのニュース(7月15日)

◇集中豪雨被害の5地域を「特別災難地域」に指定 尹大統領

 尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は15日、今月初めに集中豪雨による被害を受けた中部の忠清北道永同郡や忠清南道論山市、南西部の全北特別自治道完州郡など5地域を「特別災難地域」に指定した。 今回指定したのは被害調査を終えた地域で、政府は別の地域についても調査を行い、追加の特別災難地域指定を検討する。特別災難地域に指定されると、被害を受けた民間と公共施設の復旧費の一部が国費で賄われる。

◇職場離脱の研修医 復帰の兆しなし

 大学医学部の定員を増やす政府方針に反発し、研修医が辞表を提出して一斉に職場を離脱した問題で、研修医の大半が勤務先に復帰するか辞職するかを回答する期限日を迎えたにもかかわらず意思表示をしていない。研修医の勤務先の病院の大部分は先週、研修医に対し15日までに復帰または辞職の意思を明確にするよう要請し、回答がなければ復帰する意思がないと見なし、自動的に退職処理が行われる可能性があることを知らせた。医療界関係者によると、意思表示を行った研修医はごくわずかで、大規模な復帰の動きは見られないという。

◇尹大統領の弾劾請願巡る国会聴聞会は「違憲・違法的」

 尹錫悦大統領の弾劾訴追を求める請願の賛同者が100万人を超えたことを受け、野党が同請願に関する国会聴聞会の開催を進めていることについて、大統領室高官は15日に聯合ニュースの取材に対し、「違憲的、違法的な弾劾聴聞会には応じられない」との立場を明らかにした。 国会法制司法委員会は9日、請願に関する聴聞会の実施計画と聴聞会への出席を要請する証人について野党単独で採決し、可決した。聴聞会は19日と26日に予定されている。

◇俳優イ・ソンンギュン脅迫の女に薬物提供した医師 7カ月ぶり保釈

 昨年12月に亡くなった俳優イ・ソンギュンさんを脅迫した遊興施設の従業員の女に違法薬物を提供した罪などで起訴された医師が逮捕から7カ月ぶりに保釈された。法曹界関係者によると、この医師は先月、弁護士を通じて裁判所に保釈を請求していた。イさんは昨年10月、この女の自宅で複数の違法薬物を使用した疑いが持たれて立件され、取り調べを受けたが同12月に死亡した。

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