【ソウル聯合ニュース】韓国ソウル・梨泰院で2022年10月に発生した雑踏事故を巡り、安全対策を怠ったなどとして業務上過失致死傷などの罪に問われた地元自治体のトップ、朴熙英(パク・ヒヨン)竜山区長の論告求刑公判が15日、ソウル西部地裁であり、検察は懲役7年を求刑した。
共に裁判を受ける竜山区庁のチェ・ウォンジュン元安全災難(災害)課長には懲役3年、ユ・スンジェ元副区長とムン・インファン元安全建設交通局長にはそれぞれ禁錮2年を求刑した。
4被告はハロウィーンによる人出で事故が予見できたにもかかわらず事故防止対策を立てず被害を拡大させたとして、23年1月に起訴された。
朴区長は同年6月に保釈され、区長の業務を続けている。