【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は１４日、金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長（朝鮮労働党総書記）が１１、１２の両日、北部・両江道三池淵市の開発現場を視察したと報じた。同通信によると、金氏は観光客用宿泊施設の手抜き工事を指摘。建設部門の幹部らを激しく叱責するとともに担当閣僚らの処分を指示したという。
北朝鮮は「革命の聖地」と位置づける白頭山のふもとにある三池淵の開発を進めている。金正恩氏は視察の際も、同地の国際観光事業を活性化するとの方針を示し、２年以内に大規模スキー観光施設を建設する問題について議論したという。