【NEWSIS】慶尚北道慶山市は12日、同市瓦村面の所月里遺跡から出土した人面文土器など417点が韓国国家遺産庁から返還されることを明らかにした。国家遺産庁との協議を通して、返還が確定した。
人面文土器は、3面に人の顔を浮き彫りにしたもので、韓半島では初めて出土した特別な形のものだと市側は説明した。出土時に「慶山土器」と呼ばれ、学界の関心が集中した遺物だという。
所月里遺跡は2019年、慶山知識産業地区内進入道路の開設工事の際に見つかった。ソン・ジョンガプ慶山市立博物館長は「速やかに遺物を引き継いで研究・展示に最善を尽くしたい」と語った。
カン・ビョンソ記者