韓国国会議長 日本・社民党首らと面会=汚染水海洋放出巡り「阻止に努力」

【ソウル聯合ニュース】韓国の禹元植(ウ・ウォンシク)国会議長は12日、国会で日本の社民党の福島瑞穂党首らと面会し、東京電力福島第1原発の処理済み汚染水の海洋放出について、「韓日の政治家や市民は汚染水の放出中止問題を決して諦めていない」として、「国会レベルで放出の阻止に向け努力していく」と述べた。

 兎氏は昨年、最大野党「共に民主党」の「福島原発汚染水海洋投棄阻止総括対策委員会」で常任委員長を務め、同年8月には福島県で開かれた汚染水海洋放出に反対する集会に参加した。今年6月、国会議長に就任するにあたり共に民主党を離党して無所属となった。

 兎氏は「韓日は両国の経済発展や北東アジアの平和のためのパートナー」として、「今後、韓日関係が信頼に基づき経済、文化、人的交流などさまざまな分野で協力を続けることを望み、北東アジアの平和と繁栄にも大きく貢献することを期待する」と述べた。

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