【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領はロイター通信とのインタビューで「北(朝鮮)は国際社会にとって迷惑であり、ロシアは自分にとって韓国と北のどちらがより重要で必要な存在なのかよく判断することを願う」と述べた。大統領室が8日、伝えた。
尹大統領は米ワシントンで9~11日に開かれる北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に出席するため8日に韓国を出発する予定だ。
尹大統領は「韓国とロシアの関係はロシアの態度にかかっている」とし、「われわれの具体的なウクライナ支援の内容はロシアと北の武器取引、軍事技術移転、戦略物資支援など協力レベルと内容を見極めながら判断する」と明らかにした。
また北朝鮮とロシアの軍事協力について「朝鮮半島と欧州の平和と安全保障に対する決定的脅威であり深刻な挑戦」と規定し、今回のNATO首脳会議でこの問題を論議すると説明した。