韓国プロサッカーKリーグ1のチーム、蔚山HD FCの洪明甫(ホン・ミョンボ)監督が韓国代表チームの監督に内定した。同氏が韓国代表監督を務めるのは2014年の国際サッカー連盟(FIFA)ワールドカップ(W杯)ブラジル大会以来、10年ぶりのことだ。
大韓サッカー協会(KFA)は7日、韓国代表チームの新監督に洪明甫氏が内定したと発表した。同協会ではグスタボ・ポジェ前ギリシャ代表監督、デービッド・ワグナー前ノリッジ・シティFC監督ら外国人の監督候補者との面接を行ったが、交渉がスムーズに進まなかったため、交渉対象を洪明甫氏に切り替えた。
【グラフィック】洪明甫新監督の指導者としての経歴とこれまでの戦績
これにより、ユルゲン・クリンスマン前監督が今年2月に「2023アジアサッカー連盟(AFC)アジアカップ」での拙戦の責任を取って解任された後、5カ月近く監督が空席状態だった韓国代表チームは、洪明甫体制で2026年W杯北中米大会3次予選に臨むことになった。
洪明甫氏は10年ぶりに韓国代表チームを率いる。2013年6月、当時の崔康熙(チェ・ガンヒ)監督の後任に任命された洪明甫氏は、2014年W杯ブラジル大会で2敗1分となり、グループリーグで敗退した後、批判が高まり辞任した。
大韓サッカー協会は8日午前11時、ソウル市鍾路区のサッカー会館で、李林生(イ・イムセン)技術理事の主宰により関連記者会見を行う予定だ。
ペク・ユンミ記者