【ソウル聯合ニュース】韓国政府は3日、国連安全保障理事会で韓国が6月の議長国を務め、公式会議を33回、非公式会議を11回開催し、成功裏に活動を終えたと評価した。
安保理は昨年、月平均24回の公式会議を開催しており、これを上回った。
主な会議としては、趙兌烈(チョ・テヨル)外交部長官が主宰した「サイバー空間内の脅威と国際平和安保」がテーマの公開討議(6月20日)、北朝鮮とロシアの首脳会談直後に開かれた両国の武器取引に対する安保理ブリーフィング公式会議(6月26日)、北朝鮮の人権問題に関するブリーフィング公式会議(6月12日)などがある。
安保理は6月の1カ月間にパレスチナ自治区ガザ、スーダン、紅海などに関する計8の決議を採択した。
今年1~5月に採択された安保理決議が12であったことから、外交部は「議長国を務めた間に相対的に多くの決議を採択し、安保理内での合意導出に寄与した」と評した。
安保理議長国は常任理事国5カ国と非常任理事国10カ国の計15カ国が1カ月ずつ持ち回りで務める。今年から来年まで2年任期の非常任理事国を務める韓国は、来年9月に再び安保理議長国を務める予定だ。