【ソウル聯合ニュース】韓国国家基幹ニュース通信社の聯合ニュースは3日、国内の主なニュースをまとめた英文年鑑「KOREA ANNUAL(コリア・アニュアル)」の2024年版を発刊した。
「KOREA ANNUAL」は外国の政府機関、国際機関、在韓外交公館、在外公館、外国人向けに韓国の状況を正確に伝える目的でまとめられる韓国で唯一の英語版年鑑。
24年版は、昨年1年間の韓国国内の主要ニュースを政治、経済、社会、文化、スポーツ、地方などの分野別に整理した。ニュースと共に年表や写真を収録し、「2023年話題の人物」も紹介する。
重要なニュースを扱った「焦点」では、与野党の激しい対立が続く政界の姿にスポットを当てた。
徴用問題の解決策の模索を通じた韓日関係の改善、小学校教師が絶え間ない保護者からの苦情に悩まされ自殺した事件を機に、教権(教師としての権威・権力)回復のため立ち上がった教師たちによる大規模集会と教育法改正、韓国が独自開発した初の国産ロケット「ヌリ」の3回目の打ち上げなども取り上げた。
北朝鮮編では金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)のロシア訪問などの主要動向を紹介し、軍事偵察衛星打ち上げ、ミサイル発射など安全保障に対する脅威と行き詰まった南北関係の現状を政治、経済、社会、文化などのニュースと合わせて整理した。
年鑑は496ページで、持ち運びにも便利なハンドブックサイズとなっている。