【TV朝鮮】(アンカー)
昨夜(7月1日)、ソウル市庁駅一帯で見るも無残な交通事故が発生しました。乗用車が一方通行の道路を逆走して歩道に乗り上げて9人が死亡、4人が負傷しました。家路を急いでいた人々が無残にも事故に遭ったのです。ソク・ミンヒョク記者がお伝えします。
(記者リポート)
ソウル市庁駅近くの飲食店前の歩道で話している人々。
その瞬間、突然、車が猛スピードで歩道に乗り上げてきました。
人々はぶつかり、バイクは吹き飛ばされ、ガードレールも壊れました。
(目撃者)
「爆弾みたいなものが爆発するようなものすごい音がして、車が来ました。猛スピードで突っ込んでいったんです」
事故車は大きく破損し、道路の片側に止まりました。
昨日夜9時半ごろ、ソウル市庁駅近くの交差点で車1台が逆走し、車2台に相次いで衝突した後、歩道に突っ込みました。
この事故で9人が死亡し、4人が負傷しました。現場で死亡が確認された6人の遺体は永登浦病院に安置されています。
事故直後、心停止状態で搬送された3人も死亡が確認されました。
(目撃者)
「けがをした方々が倒れていたんですが、うめく声もしなかった。皆さん、そのまま亡くなったんです」
事故を起こした68 歳の男は「車が急発進した」と主張していると言います。
事故車に同乗していた男の妻も病院に搬送されました。
このため、事故原因の調査はまだ行われていません。
飲酒運転ではないことは分かっています。
(チョン・ヨンウ /ソウル南大門警察署交通課長)
「飲酒の有無についてはすべて検査を行い、飲酒はしていないことが分かっています」
警察は、車の欠陥や居眠り運転、未熟な運転技術など、事故の詳しい原因を調べています。TV朝鮮のソク・ミンヒョクがお伝えしました。
(2024年7月2日 TV朝鮮「ニュース・パレード」より)