韓国政府 日本への旅行警報を解除=福島原発周辺では維持

【ソウル聯合ニュース】韓国外交部は28日、来月1日付で上半期の旅行警報の定期調整を実施し、日本に対する第1段階(旅行留意)の旅行警報を解除すると発表した。

 外交部は、新型コロナウイルスの感染拡大による旅行制限措置の撤廃後、日本への個人旅行客が増加を続けており、現地の治安が良好な点を踏まえて旅行警報を解除することを決めた。

 ただ、出国勧告に当たる第3段階の旅行警報が発令されている福島第一原発の半径30キロ以内と日本政府が指定した避難指示区域に対する旅行警報は維持する。

 旅行警報は、渡航先の危険度により低い方から「旅行留意」「旅行自粛」「出国勧告」「旅行禁止」の4段階がある。

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