尹大統領の支持率25% 与党31%・最大野党32%=韓国

【ソウル聯合ニュース】世論調査会社の韓国ギャラップは28日、全国の18歳以上の1002人を対象に25~27日に実施した調査の結果、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の支持率は前回調査(18~20日)より1ポイント下がった25%だったと発表した。不支持率は2ポイント上がり66%となった。

 尹大統領を支持する理由は「外交」(29%)、「医学部定員の拡大」(8%)、「国防・安全保障」(7%)、「全般的によくやっている」(5%)、「決断力・推進力・粘り強さ」(4%)の順に多かった。支持しない理由は「経済・国民生活・物価」(14%)が最も多く、「コミュニケーション不足」「全般的にうまくできていない」「外交」(いずれも7%)、「独断的・一方的」(6%)が続いた。

 韓国ギャラップによると、尹大統領の支持率は4月の総選挙以降、20%台前半で低迷が続き、就任3年目の最初の3カ月間(2024年4~6月)としては支持率が平均24%で「歴代大統領に比べ低い方」という。

 政党支持率は保守系与党の「国民の力」が前回調査より1ポイント下落の31%、革新系最大野党「共に民主党」が4ポイント上昇の32%となった。「祖国革新党」は10%、「改革新党」は4%、「新しい未来」は1%で、支持政党がない無党派層は21%だった。

 一方、昨年の水害で行方不明者を捜索中だった海兵隊員が殉職した事故に絡んで捜査に圧力がかけられた疑惑に関し、政府から独立した特別検察官に捜査させるべきとの回答は63%に上り、先月7~9日の調査に比べ6ポイント増加した。「必要ない」は3ポイント減った26%だった。

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