【ソウル聯合ニュース】韓国警察庁の禹鍾壽(ウ・ジョンス)国家捜査本部長は24日の記者会見で、大学医学部の定員を大幅に増やすとした政府の方針に反発し、18日に行われた一斉休診に参加した医師5人を医療法違反の疑いで捜査していると明らかにした。
5人は保健福祉部が捜査を依頼したソウル大病院の医師3人と市民が告発した医師2人という。禹氏は「今後、休診に関連し追加の告発があれば出頭を求め、迅速かつ厳正に捜査する」と述べた。
一方、警察は医療界のリベートを巡り、医師82人や製薬会社の関係者ら計119人を立件し、捜査している。禹氏によると、このうち9人を送検しており、捜査を続ける方針だ。
警察は4月に学生らに授業拒否を強要した疑いで教育部が捜査を依頼した漢陽大の医大生6人を立件した。教育部は授業拒否を強要したとの通報があった別の大学3校に対する捜査も依頼しており、警察が捜査を行っている。