韓国人立ち入り禁止の表示を掲げた結果、和多都美神社では6月12日から韓国人観光客の足が途絶えたといいます。神社側は「しばらくは状況を見守りたいが、日本だけでなく韓国のさまざまなメディアでも関心を持って大きく取り上げたことで、(自分たちのメッセージが)きちんと伝わったようだ」とコメントしました。
和多都美神社が最近ソーシャルメディアなどを通して伝えたメッセージは、韓国人観光客を「朝鮮人」と表現したり、韓国が日本と領有権を巡って争っている独島の問題への言及があるなど、明らかに嫌韓論争の余地も交じっています。しかし、一部の韓国人観光客の迷惑行為が事実上明白である状況の中、対馬を訪れる韓国人の「エチケット」を巡る悩みはしばらく続くものとみられます。
FNNは、日本の刑法によると神社など宗教施設で不敬な行為をした者には6カ月以内の懲役もしくは10万円以下の罰金刑が下されることもあり得る、と伝えました。対馬の地域当局は、韓国と対馬を結ぶ船でエチケット順守を求める動画を流すなど、さまざまな対策を講じていると明かしました。
今回は、対馬の和多都美神社が敢行した「韓国人立ち入り禁止」措置について調べてみました。ちょっと寂しいニュースでした。来週また、日本から最もホットな話題でお会いしたいと思います。
金東炫(キム・ドンヒョン)記者