和多都美神社は、このように怒りを込めた告知と共に韓国人の「迷惑行為」を直接撮影した動画も相次いで公開しました。動画の韓国人らは、非紳士的行為を制止しようとする神職に向かってためらうことなく「チョクXX」「犬XX」など蔑称や罵倒を浴びせ、禁煙の表示がある神社内外でたばこを吸い、地面に吸い殻を捨てていました。両国のメディアの報道では、動画内の人物は全てモザイクをかけてありましたが、神社側がアップロードした動画はオリジナルそのままで、ありのまま公開されていました。
神社側は、6月6日には「ある神職と彼の妻が韓国人観光客に暴行された」とも主張しました。韓国人が乗った車が境内に入ろうとして、神社所有の器物とぶつかったといいます。神職が注意するとドライバーは衝突の事実を否定し「すぐに出ていってほしい」という要求に対し神職の肩をつかんで暴行を加えたというのです。
警察が出動するほどの騒ぎになり、当時の状況を収めた動画もソーシャルメディアに載りましたが、警察側の要請により現在は削除した-と神社側は明かしました。韓国人一行が謝罪したことで、告訴にまで至ることはありませんでしたが「これからも同じような事件が繰り返されるだろう。韓国人は私たちの神社を破壊しに来るだけだ」と神社側は憤怒しました。
和多都美神社が韓国人立ち入り禁止という強硬手段を取ったのは、今回が初めてではありません。2019年にも同様の掲示を行いました。当時は、ガイドを同伴した韓国人観光客一行が神社の入り口をふさいで10-20分もそこで過ごすことが大きな問題だったといいます。
神社の関係者は当時、「他の参拝者が来ても道を空けず、注意すると感情的に抗議してくるということが繰り返された」とし「できるだけ口頭の注意で問題を改善しようと2019年春から夏まで毎日、外で説明したが、神職の体力と精神的負担が重すぎて、他の観光客が受ける被害も深刻なので、やむを得ない措置だった」と説明しました。