韓国与党の代表選 4人による争いに

【ソウル聯合ニュース】韓国の保守系与党「国民の力」の羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)国会議員(61)、韓東勲(ハン・ドンフン)前非常対策委員長(51)、元喜龍(ウォン・ヒリョン)前国土交通部長官(60)が23日、来月実施される党代表選への立候補を正式に表明した。21日に出馬を表明している尹相現(ユン・サンヒョン)国会議員(61)を加えた4人の争いになる見通しだ。 

 同党は4月の総選挙で大敗。臨時執行部である非常対策委員会のトップ、非常対策委員長を務めていた韓東勲氏が引責辞任し、新たな委員長に長老の黄祐呂(ファン・ウヨ)元社会副首相兼教育部長官が就任した。7月23日の党大会で空席になったままの党代表を選ぶ。選挙で過半数を得た候補がいなければ同28日に決戦投票を実施する。

 羅氏は元裁判官の当選5回で、党院内代表などを務めた。国民からの人気が高い韓氏は尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の最側近とされていたが、現在はやや距離を保ち、独自の道を模索している。元氏は尹大統領に近く、尹相現氏は政策通として知られる。

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