北朝鮮が党総会開催へ ロ朝条約の後続措置協議か

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が今週、今年上半期の活動を総括する朝鮮労働党の中央委員会総会を開催する。定例の総会だが、ロシアと締結した「包括的戦略パートナーシップ条約」の履行に向けた後続措置を発表する可能性もある。

 朝鮮労働党の中央委員会政治局は5月24日、上半期の活動を総括するとともに一連の主要問題を議論・決定するため、6月下旬に総会を開くことを決めた。

 総会では先ごろ締結したロ朝条約の意味を共有するほか、条約に基づきロシアとの協力を拡大する具体策が協議される可能性がある。また、8月に韓米合同軍事演習「乙支フリーダムシールド(UFS)」を控えて開かれるため、朝鮮半島情勢に関する金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)のメッセージにも注目が集まる。 

 党中央委は朝鮮労働党の全事業を組織・指導する。党大会が開かれない期間に総会を開催して主要政策などを決める。2021年からは毎年6月に金正恩氏が出席して開かれている。

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