【ソウル聯合ニュース】韓国保守系与党「国民の力」の韓東勲(ハン・ドンフン)前非常対策委員長が23日に次期党代表選への出馬を表明する。韓氏側が20日、メディアに対し明らかにした。
韓氏は4月に実施された総選挙で国民の力が大敗したことを受け、同党トップの非常対策委員長を引責辞任した。尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の最側近とされていたが、現在はやや距離を保ち、独自の道を模索している。
同党の鄭光在(チョン・グァンジェ)前報道官によると、韓氏は「今回はうまくできる。うまくやって保守政権を再創出しよう」と述べたという。鄭氏は前日に報道官を辞任し、韓氏の選挙陣営に加わった。
韓氏側は前日に事務所を契約したのに続き、この日はメディア向けのグループトークを開設するなど、出馬に向けて準備を進めている。