韓国当局 対北制裁違反疑いの貨物船を拿捕

【釜山聯合ニュース】韓国当局が20日、国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁違反が疑われる船舶を領海で拿捕(だほ)したことが分かった。

 聯合ニュースの取材によると、当局はこの日午前、領海上で制裁違反行為に関与した疑いが持たれる5000トン級の貨物船を拿捕した。

 この船舶は現在、南部の釜山沖に停泊しているが、どのような違反行為に関与したかは明らかになっていない。

 一方、3月末には南西部・麗水付近の海上でロシア・ウラジオストクに向かっていた3000トン級の貨物船が制裁違反に関与した疑いで抑留された。

 この船も釜山沖に停泊しており、船長らが船内に残っている。

 2017年に採択された安保理の「制裁決議2397」は、国連加盟国が禁止行為に関与した疑いのある船舶を自国の領海上で拿捕、検査、抑留することができると定めている。 

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