韓国株式市場では今年、株式を買い付けた当日に売却するデイトレーディングが出来高の半分以上を占めたことが分かった。売買代金ベースでもデイトレーディングの割合は50%に迫った。デイトレーディングの主体は個人投資家が70%以上を占めた。
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韓国取引所によると、年初来6月13日までの期間にメーンボードに相当する有価証券市場(KOSPI)と店頭市場(コスダック)のデイトレーディングによる出来高は1021億株で、全体の58%を占めた。売買代金は1111兆ウォン(約127兆円)で、全体の48%だった。市場別にデイトレーディングが売買代金に占める割合はコスダックが57.1%、KOSPIが40.1%だった。特にコスダックではこの割合が集計を取り始めて以来最高だった。
デイトレーディングの主体は国内個人投資家が71.3%を占めた。外国人と機関投資家はそれぞれ17.8%、10.2%だった。KOSPIでデイトレーディングの割合が最も高い銘柄は、自動車部品メーカーのサムスン空調(84%)、コーロンモビリティーグループ(80%)、東一ゴムベルト(79%)、非常教育(78%)、済州銀行(78%)などの順だった。コスダックでは企業買収目的会社(SPAC)が上位を占めた。
イ・ヘウン記者