酒に酔った中国人女性観光客の部屋に侵入し、性的暴行に及んだ容疑が持たれているホテルスタッフの男に対し、警察が拘束令状を請求した。
【Photo】何度も刺されながらも交際女性を守った20代男性に重度の後遺症、性的暴行犯は懲役50年から27年に大幅減刑
済州西部警察署は17日、「性暴力犯罪の処罰などに関する特例法」上の住居侵入準強姦(ごうかん)の疑いで、済州市内のホテルにスタッフとして勤めている30代の男の拘束令状を請求したことを明らかにした。
ホテルスタッフの男は14日午前4時ごろ、済州市内のあるホテルで、20代の中国人女性観光客の客室にひそかに侵入して性的暴行に及んだ容疑が持たれている。ホテルスタッフの男はマスターキーを使って女性観光客の客室に侵入した。女性観光客は泥酔状態で抵抗できなかったという。
女性観光客は同日朝、自分が性的暴行を受けたことを韓国で知り合った中国人の知人に知らせ、この知人が警察に通報した。
警察は、ホテルスタッフの男が女性観光客の客室に入る様子が写っているホテルの防犯カメラ映像や女性観光客の話などをもとに、ホテルスタッフの男を緊急逮捕した。ホテルスタッフの男は性的暴行容疑を否認しているとのことだ。
警察は詳しい事件の経緯などについてホテルスタッフの男をさらに取り調べる方針だ。
イ・ヒョンジュン記者