韓米日など5カ国参加の次世代原発巡る政策協議 14日ソウルで

【ソウル聯合ニュース】韓国と米国、日本、英国、カナダの官民の専門家らが次世代型原発「小型モジュール炉(SMR)」に関連した協力策について話し合う会合が14日にソウルで開かれる。韓国外交部の当局者が13日、伝えた。

 SMRに対する国際社会の理解を高め、SMRに関連した技術力を強化するための方策について意見交換する予定という。会合は非公開で行われ、5カ国から専門家約10人が参加する。多くは各国の政府関係者だという。

 外交部は、SMRに関連する主要国が参加する「非公式の政策協議」が韓国主導で開かれるのは事実上今回が初めてと強調し、今後、会合の定例化を推進する計画と説明した。

 これに先立ち外交部と米国務省は11~13日、「アジアSMR協力国際会議」を共催し、SMRを巡る協力について議論した。同会議には韓米日英カナダの5カ国に加え、インドネシア、カザフスタン、タイ、ベトナムなど計15カ国から約70人の専門家が参加した。

 外交部の権起丸(クォン・ギファン)多者外交調整官はアジアSMR協力国際会議の開会式であいさつし、「SMRはわれわれが共有する未来」として「SMRが炭素中立、エネルギー安全保障、人工知能(AI)用で急増した電力需要など当面の課題解消に寄与できる」と述べた。

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
関連ニュース
あわせて読みたい