【ソウル聯合ニュース】韓国気象庁によると、12日午前8時26分49秒に南西部の全北特別自治道・扶安郡の南南西側4キロ付近でマグニチュード(M)4.8の地震が起きた。震源の深さは8キロ。余震は同8時40分までに3回発生した。
今回の地震で同地域はもちろん、首都圏や忠清、慶尚地域でも揺れが観測された。
全北の場合は「ほぼすべての人が感じ、食器や窓ガラスが割れる程度」の揺れがあったと推定される。同地域では揺れを感じたとする通報が137件あった。
同地震は今年に朝鮮半島とその周辺で発生した地震では最も強い。
気象庁が地震観測を始めた1978年以降で16番目、デジタル観測を始めた1999年以降で12番目に強い地震となる。
韓国でM4.5以上の地震が発生したのは昨年5月以来、約1年ぶり。最も強い地震は2016年9月に慶尚北道・慶州で起きたM5.8。