5月の失業率3.0%に悪化 就業者数増加幅「大幅縮小」=韓国

【世宗聯合ニュース】韓国の統計庁が12日に発表した雇用動向によると、5月の失業率は3.0%で前年同月に比べ0.3ポイント悪化した。

 5月の失業者数は同9万7000人増加し、増加幅は2021年2月(同20万1000人増)以来の高水準となった。

 5月の就業者数は2891万5000人で、前年同月比8万人増加した。増加幅は1~2月の30万人台から3月は17万3000人に急減してから4月は増加に転じ20万人台を回復したが、5月は大幅に縮小した。

 年齢別では、15~29歳の就業者が17万3000人、40代が11万4000人それぞれ減少した。一方、60歳以上は26万5000人増え、増加傾向を維持した。30代は7万4000人、50代は2万7000人それぞれ増えた。

 産業別では製造業の就業者数が3万8000人増え、6カ月連続で増加した。宿泊・飲食店業は8万人増え、3カ月連続で増加した。卸売業・小売業(7万3000人減)、建設業(4万7000人減)は減少した。

 15歳以上の就業率は63.5%で、前年同月と変わらなかった。

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