【ソウル聯合ニュース】韓国軍の合同参謀本部は9日、北朝鮮が前日から韓国に向けて飛ばした汚物などをぶら下げた大型風船は約330個だと発表した。
同本部は9日午前10時までに北朝鮮から飛ばされた風船約330個を確認したとし、現在空中を飛んでいる風船はないと伝えた。このうち韓国側に落下したのは約80個だという。風船の多くは海や北朝鮮側に落下したとされる。
同本部の関係者は「相当数が目標に達せず、『汚物風船』は効果を発揮できなかったようだ」と話した。
また同関係者は風船がぶらさげているものについて、廃紙やビニールなどのごみだと説明。「分析の結果、安全を脅かす物質はなかった」と述べた。