ソン・フンミン=トッテナム・ホットスパー=とイ・ガンイン=パリ・サンジェルマン=という翼を付けた韓国サッカーが、シンガポールで楽しい「ゴール・パーティー」を開いた。 アジアカップでの衝突のわだかまりはかなりなくなったようだ。
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金度勲(キム・ドフン)臨時監督(53)が率いるサッカー韓国代表チームは6日、シンガポール・ナショナル・スタジアムで行われた2026北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選C組第5戦で、左右サイドのFWとして出場したソン・フンミンとイ・ガンインが2ゴールずつを決めて活躍し、シンガポールを7-0で下した。最前方のFW周敏圭(チュ・ミンギュ、34)=蔚山HD=はAマッチデビューのゴールを含め1ゴール・3アシストの大活躍を見せた。韓国が国際Aマッチで7ゴール差以上の勝利を挙げたのは、2019年10月のスリランカ戦における8-0の勝利以来、5年ぶりのことだ。 韓国は同日の勝利で4勝1分(勝ち点13)となり、11日の中国との第6戦の結果とは関係なく、3次予選進出を決めた。中国(勝ち点8)は同日、タイ(勝ち点5)と1-1で引き分けた。
国際サッカー連盟(FIFA)ランキング23位の韓国は同155位のシンガポールを破ったことから、来たる3次予選で日本とイランを回避する可能性が高まった。韓国は今年4月のFIFAランキングで日本(全体18位・ランキングポイント1621.88点)、イラン(同20位・1613.96点)に次ぐ1563.99点を獲得し、アジアでは3位となっている。アジア4位のオーストラリア(全体24位・1563.93点)との差はわずか0.06点のリードだ。3次予選の組分けのシード配分は6月のFIFAランキングを基準に行われるが、韓国がアジアの中で3位以内をキープすれば、3次予選でトップシードとなり、日本やイランとは別の組に振り分けられる。18チームが出場する3次予選では各組1・2位の6チームがW杯本選に直行する。
チャン・ミンソク記者