大学の研究力を示す「論文被引用数」では光州科学技術院が昨年よりも1ランク高い世界4位、韓国では1位となった。大邱慶北科学技術院(12位)や蔚山科学技術院(34位)も上位に入った。
今年50位以内に入った延世大学は3年連続でアジアの私立大学で最もランクが高かった。教授1人当たりの学生数では浦項工科大学が世界24位で韓国では最もランクが高く、外国人学生の割合は漢陽大学が257位で韓国で最も高かった。
大学全体のランキングでは米国のマサチューセッツ工科大学が13年連続で1位になるほか、2位から5位まで全て英米の大学が入った。2位は昨年よりも4ランク上がった英国のインペリアル・カレッジ・ロンドン、3位オックスフォード大学(英国)、4位ハーバード大学(米国)、5位ケンブリッジ大学(英国)だった。10位以内で英米以外の大学はスイス連邦工科大学チューリッヒ校(7位)とシンガポール国立大学(8位)の2大学のみだった。
QSのベン・ソーター上級副社長は「韓国は海外の雇用主から高い評価を受けているが、大学の国際化指標は相変わらず厳しい状況だ」「グローバルな協力関係を強化し、STEM(科学・技術・工学・数学)分野を集中的に育成する戦略が必要だろう」とコメントした。
QSの世界大学ランキングは「学術的評判」「国際研究ネットワーク」「雇用の成果」「持続可能性」など九つの指標で大学を評価している。
ユン・サンジン記者