中国料理店で外国人の店員に熱いチャンポンのスープを浴びせてやけどを負わせたとして、60代の料理長の男が懲役刑を言い渡された。聯合ニュースが4日、報じた。
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仁川地裁(パク・チョンウン判事)は、特殊傷害罪で起訴された男(62)に対し、懲役6月、執行猶予2年を言い渡した。
男は昨年6月4日午後0時ごろ、済州島の西帰浦市にある中国料理店の厨房で、鍋に入った熱いチャンポンのスープを中国人の女性店員(54)に浴びせてけがを負わせたとして起訴されていた。
男は当時、厨房で、女性店員が韓国語をあまり理解できないと思って女性店員をののしった。これに対し、女性店員が「全部聞こえてますよ」と言ったため、腹が立って犯行に及んだことが分かった。女性店員は肩にやけどを負い、病院で治療を受けた。
裁判では「被告は罪状が良くない上、被害者から許してもらえていない」「暴力犯罪で過去に2度の罰金刑を宣告された前歴もある」と指摘。ただし「過ちを認めており、治療費の名目で被害者に金を支払った点などを考慮した」と量刑の理由を説明した。
チェ・ヘスン記者