ソウル市 人気映画「グエムル」の造形物を撤去

【ソウル聯合ニュース】韓国・ソウルの漢江公園にあった人気韓国映画「グエムル―漢江の怪物―」に登場した怪物の造形物が4日、撤去された。

 ソウル市によると、同日午前に撤去作業が行われた。

 「グエムル―漢江の怪物―」は漢江に怪物が現れるという設定で、2006年に公開されたポン・ジュノ監督の作品。観客動員数が1000万人を超える大ヒットとなった。同映画に登場した怪物を再現した造形物は高さ3メートル、全長10メートルで、14年に設置されたが「景観を損ねる」という指摘も出ていた。

 市は造形物を映画博物館などに移転する案も検討したが、同映画の製作会社が反対したため撤去を決定した。市関係者は「造形物の所有権はソウル市にあるが、キャラクターの著作権は製作会社にある。製作会社が撤去を要請した」と説明した。

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
関連ニュース
あわせて読みたい