【シンガポール聯合ニュース】韓国の申源湜(シン・ウォンシク)国防部長官は31日、シンガポールで始まったアジア安全保障会議(シャングリラ会合)に合わせ、カナダのブレア国防相と会談し、国防・防衛産業分野での協力について話し合った。
申氏はカナダが推進している軍の戦力強化と関連し、韓国防衛産業企業の競争力や優秀さを強調したほか、韓国製の潜水艦や自走砲K9などに関心を向けるよう要請したという。
カナダは既存の4隻に代わる新たな潜水艦の導入を検討している。
申氏はまた、カナダが対北朝鮮制裁の履行や国連軍司令部の活動などを通じて朝鮮半島と域内の平和・安定に寄与しているとし、ブレア氏に謝意を表した。
ブレア氏は北太平洋地域における韓国の戦略的重要性を強調し、両国が緊密に協力することを提案した。